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iPhoneやiPadの基本ソフト、iOSやiPadOS。バージョンアップは必須ではありませんので、当コラムでは基本的に更新はお勧めしておりません。
更新が必要なタイミングとしては、
・更新することで増える新しい機能を使いたいとき
・セキュリティを向上させたいとき
・すでに起きている不具合が改善できるか試したいとき
・アプリから更新を促されたとき
更新することで、機能が増えてセキュリティが向上し、不具合が改善されるかもしれません。アプリも正常に使えるようになるでしょう。
ただし、その分、iPhoneがやる仕事が増えるため処理が遅くなり、バッテリーの減りが早くなる、という傾向がありますので、メリット・デメリットを踏まえたうえで、更新するかどうかを判断して頂きたいと思います。
ただ、更新には危険もあります。
まずは、更新する場合はパソコンのiTunes経由からの方が安全です。wifi経由でも更新は可能ですが、wifiの電波は不安定なため、更新中に何らかの理由で止まってしまい、リンゴマークから進まない、いわゆるリンゴループ状態になってしまう場合もあります。
iTunesだったらバックアップもできますので、更新するならばバックアップを取ってからの更新をおススメします。
また、大きくバージョンの数字が上がるような更新の時にも、危険はあります。まず、時間がかかります。
更新用のプログラムをパソコンにインストールするのですが、その時間が異常に長くかかったりします。
iPhone5s:iOS7をiOS12に更新する。
iPad Pro:iOS10をiPadOS13に更新する。
パソコンに表示された更新プログラムのインストール予想時間はは、3時間。って、マジですか?!
ちなみに、iPhone5sの更新作業は、アプリが使えなくなったために必要な更新作業。店舗で承りましたが、途中で同じ個所でエラーが発生してどうしても更新できず。初期化の許可を頂いて試すと一発で初期化完了。更新作業前に取っておいたバックアップを復元しました。
iPad Proは、何かの拍子に更新するを押してしまったのでしょう、夜中に勝手に更新されていて「アップデート完了しました」の画面から操作を進めると「アクティベーションエラー」となってしまって進めなくなる。という状態の端末をお持ち込みでした。
更新プログラムのインストール完了まで、あと50分。本当だろうな・・・。
更新作業自体にもすごく時間がかかりますし、以前の端末に最新のプログラムを入れる訳ですから、本体への負担も増えます。
数字を大きくまたぐような急激なバージョンアップよりも、バックアップを取っておいて、新しい端末にデータ移行するのも、方法の一つかもしれません。
iOS、iPadOSの更新作業や、データ移行も承っております。
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