iPh   oneのようなスマートフォンは大画面でとても見やすく、タッチパネルによる直感的な操作ができます。しかしむき出しになったガラス面は想像以上に割れやすく、iPhoneを落としたらガラスが割れてしまったと嘆く人も多いですね。

 

たまにガラスが割れたまま使い続ける人がいますが、見栄えが悪い上に怪我にもつながりやすいため、おすすめできません。iPhoneにはガラス修理のサービスがあるので、その値段や修理代を節約する方法を見ていきましょう。

＜結構高い？iPhoneのガラス修理代金について＞

iPhoneは修理サービスに出すことで、どんな状態からもガラスを直すことができます。しかし修理代金はきっちり請求されるため、その金額をチェックしておきましょう。（価格は全て税込みです）

 

☆AppleCare非加入時（2016年4月現在）

・iPhone 6s Plus（18144円）

・iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone SE（15984円）

・iPhone 6（13824円）

 

☆AppleCare加入時（2016年4月現在、割引は2年間で2回まで）

・iPhone 6s、iPhone 6s Plus（12744円）

・iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone SE（7800円）

 

よく勘違いする人がいますが、Appleの正規保証サービス（AppleCare）に加入しても無料になるわけではありません。AppleCareには2年間しか加入できないため、それ以降にAppleで修理をするには、高い料金を支払わなくてはいけません。

 

修理代金は新機種が出るたびに変更の可能性があるものの、現状ではiPhone 6sとiPhone 6s Plusは保証付きでも高額なので、ガラスを割ればかなり手痛い出費ですね。

 

ただしAppleCareには無料の電話相談やバッテリー交換も含まれており、正規の修理サービスなら安心して任せられるため、予算に余裕があるなら保証に入っておくと良いでしょう。

 

また、保証サービスに何も加入しておらず、予算を抑えたい場合には非正規の修理店がオススメです。一度でも非正規店で直してもらうとメーカーの修理サービス対象外となる可能性もありますが、一つのiPhoneを何度も修理に出して使い倒すつもりでなければ、この点はあまり関係ないと言えるでしょう。

＜修理の負担は別の保証サービスとも組み合わせるべし＞

iPhoneの保証といえばAppleCareばかりがイメージされますが、docomoなどのキャリアでも独自の保証サービスを用意しているため、高額なiPhoneの修理代金を節約することもできます。（サービス月額および補償料は税込み表記です）

 

・docomo

『ケータイ補償サービス for iPhone & iPad』に加入し月額540～810円を支払えば、iPhone修理時に7500円もしくは11000円の補償が受けられる。（月額および補償料は機種による）

 

・au

『auスマートパス』に加入し月額372円を支払えば、iPhone修理時に4400～10000円の補償が受けられる。（補償料は機種による）

 

・ソフトバンク

『あんしん保証パック(i)プラス』に加入し月額702円を支払えば、修理代金の80％以上、最大34000円の補償が受けられる。（補償料は機種による）

 

こうした保証サービスを契約しておけば現金などで補償料が受け取れる上、au以外はAppleCareの保証が終わる2年後以降も効力を発揮します。同じ機種を長く使いたい場合、キャリアの保証は頼もしいでしょう。

 

なお、最近話題のMVNO（格安SIM）と契約すると当然キャリアの保証サービスには加入できませんので、格安SIMを使うならAppleCareの重要性は増すと言えます。

＜修理代金最大の節約は割らないこと！＞

修理代金の節約方法はいくつかあったものの、やはり大事なのは、iPhoneのガラスが割れないように気をつけることですね。とはいえ不意の落下や事故は誰にでも起こり得るため、ガラスを守れるアクセサリーの利用も検討しましょう。

 

表面のガラスを守る保護フィルム（ガラス製もあり）や全身の保護が可能なケースを着用すれば、落下などの衝撃に強くなります。100％の保護は難しいものの劇的に割れにくくなるため、数千円のアクセサリーでガラスが守れると考えれば、かなりお得でしょう。こうしたアクセサリーは、家電量販店はもちろん、コンビニでも購入できますので、是非探してみてください。