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iPhone修理コラム

iPhoneのバッテリーの残量表示は、実際の量ではなく割合です。

 

・%が跳ね上がったり急激に下がったり、も危険なサイン

 

iPhoneのバッテリーは消耗品です。使えば使うほど、劣化が進んでいきます。iphoneに限らず、多くのスマートフォンで使用されているリチウムイオン電池の宿命です・・・。

 

さてバッテリーが劣化してくるとどんなことが起こるかというと。

 

・減りが早い、充電MAXになるのも早い

・すぐ電源が切れる

・%表示がおかしくなる

・バッテリーが膨張する場合がある

 

アイフォンのバッテリーは、充電容量が決まっています。例えばアイフォン6なら1810mAhです。新品のときは、100%まで充電すれば1810、100%充電されます。

 

しかし、バッテリーが劣化するにつれ、アイフォンがバッテリー内でを認識できる部分が減ってしまい、充電できる容量がだんだん減ってきます。極端な話をすると、容量が181になってしまったら、新品の10分の1の量しか充電できません。

 

しかし、アイフォンの充電残量の表示は%です。認識できる容量が減った?関係ありません。例え181になってしまったとしても、充電が181まで進んだら、表示は100%です。

 

実際の量は10分の1ですので、単純計算では、以前と同じ作業をしてバッテリーを消費すると、以前の10倍のスピードで残量の%が減っていきます。

 

本日のお修理、バッテリー交換のご依頼でも、ありました。

5年近くお使いのアイフォン5のバッテリー交換でしたが、充電ケーブルを挿しこんで確認すると、表示が8%から55%へ急上昇!

・・・そうとう劣化していますね・・・。

 

あとは見た目でも分かりやすくなる、バッテリーの膨張。

バッテリーは、画面の左側に内蔵されています。画面の左側が浮いてきた、隙間から光が漏れる、などはバッテリーが膨張して画面を下からジャッキのように持ち上げてしまっているものと思われます。

 

場合によっては膨張は急速に進行し、押し上げる力で画面を破壊してしまうかもしれません。。。

そうなったら早めにバッテリー交換をお勧めします!



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