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今回の修理のご依頼は、iPhone6sPlusのバッテリー交換修理です。
iPhone7発売の直前に購入、ということで2年半ほどお使いです。
iPhoneのバッテリーは消耗品です。Battery、などとカッコ良く英語で言ってみても、しょせんは電池。使えば消耗し、交換時期がやってきます。iPhoneのバッテリー交換時期の目安は、約2年です。
また、最近のiOSには、バッテリーの消耗度合いを表す表示が追加されました。
・設定→バッテリー→バッテリーの状態
「最大容量」がバッテリーの消耗度合いを表します。新品のときは100%ですが、使用するたびに少しずつ減少し、80%を下回ったら交換の目安、とされています。
また、消耗してきて勝手に電源が切れた場合は、「突然シャットダウンして云々」という表示が出ますし、本体的に交換時期だと判断したときは、「修理サービスにご依頼ください」的なメッセージが表示されます。
今回のご依頼のiPhone6sPlusは、最大容量78%、勝手にシャットダウン表示、交換サービスお勧め表示と、消耗サインの三拍子が揃っている状態です。
と言いますか、修理前の機能チェック中にも、画面右上のバッテリー残量表示がどんどん減って行きますので、消耗サインを確認しなくても、消耗が進んでいることはわかります。
バッテリー交換修理でスッキリ直りました・・・と思いきや、バッテリーを交換した後も、機能チェック中にどんどん残量表示が落ちていく・・・。
他の交換用バッテリーを取り付けて様子を見ましたが、全て同じ症状でした。こうなりますと、バッテリーの消耗だけではなく、本体的な不具合が考えられます。
交換後のバッテリーは、自己診断の最大容量は100%と表示されたため、とりあえず交換して様子を見たい、ということで交換修理いたしました。
バッテリーの消耗は、使用すれば必ず起こる、仕方の無いものですが、消耗を早めてしまう要素はいくつかあります。
・iOSの更新
・充電しながら使いを頻繁にする
・純正アダプター以外での充電を頻繁にする
今回のiPhone6sPlusは、どれも当てはまります。
iOSは最新に更新されていました。
トラックを運転する際に、車のシガーソケットから充電を取りながら、ナビしたりで使っているとのこと。
充電しながら使いは、発生する熱で、本体やバッテリーに負担をかけます。純正アダプター以外での充電は、電流や電圧の質が変わるため本体やバッテリーに負担をかけます。
その負担の影響が溜まりに溜まって、本体的にバッテリーの減りが早いiPhoneになってしまったと思われます。
数日様子を見たら、安定する可能性もありますが。
iPhoneに負担をかけない使い方を心がけて頂ければ、消耗品の電池を交換するだけで、iPhoneは元気にお使い頂けると思います。
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