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・USB制限モードを実装
iPhoneやiPad用の基本ソフト、iOS。その最新版である11.4.1が公開されました。バグの修正やセキュリティの改善が主な内容ですが、新しく実装された機能として、USB制限モードがあります。
設定→Touch IDとパスコード(iPhoneXのみFace IDとパスコード)で開く項目の中に、「USBアクセサリ」という項目が追加されています。
iOS更新後の初期設定はオフ。
これはパスコード設定している端末が、画面をロックしてから1時間以上経過すると、LightningケーブルからUSBアクセサリ(充電ケーブルやイヤホン等)を認識しなくなる事を意味します。
海外の操作機関の中には、パスコード解除などの特殊な機器を用意しているところもあるようですが、ロック後1時間しか有効な時間が無いとすると、そういった機器でロックを解除できる確率が下がり、セキュリティの向上に役立つ機能です。
もちろん、このUSBアクセサリの機能がオフになっていて1時間以上経過した場合でも、自分でロックを解除すれば、USB機器が通常使用可能になります。
ただ、ロック後1時間経過する前にUSB機器を挿し込んでおけば、制限モードになるためのタイマーをリセットしてしまう、といった抜け道があるようですので、油断は禁物です。
また、iOSの更新は必ずしなければならないものではありません。
iOSを更新すると、最新のiPhone8やiPhoneXに適したプログラムが入ってきますので、以前の端末を使用中の場合は、処理が重くなって動きが遅くなったり、バッテリーの消耗が早くなったりといった、デメリットも多くあります。
この機能がどうしても欲しい、という場合以外は、更新はお勧めいたしません。
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