Appleと言えば今や超一流、利益No .1 　フォーブスの長者番付けで常に上位に位置しています。

以下に2017年版の番付けの一部を掲載します。　日本のトヨタが第10位、Apple は第9位に付けています。

 

（数字は左から、売上高、利益、資産、時価総額、単位は億ドル）
1位：中国工商銀行／中国／銀行
（1514億ドル、420億ドル、3兆4732億ドル、2298億ドル）
2位：中国建設銀行／中国／銀行
（1342億ドル、350億ドル、3兆166億ドル、2005億ドル）
3位：バークシャー・ハサウェイ／米国／コングロマリット
（2229億ドル、241億ドル、6209億ドル、4099億ドル）
4位：JPモルガン・チェース／米国／金融
（1025億ドル、242億ドル、2兆5130億ドル、3066億ドル）
5位：ウェルズ・ファーゴ／米国／銀行
（976億ドル、219億ドル、1兆9434億ドル、2744億ドル

6位：中国農業銀行／中国／銀行
（1157億ドル、278億ドル、2兆8160億ドル、1492億ドル）
7位：バンク・オブ・アメリカ／米国／銀行
（922億ドル、166億ドル、2兆1968億ドル、2319億ドル）
8位：中国銀行／中国／銀行
（1131億ドル、249億ドル、2兆6115億ドル、1413億ドル）
9位：アップル／米国／テクノロジ－
（2175億ドル、452億ドル、3311億ドル、7520億ドル）
10位：トヨタ／日本／自動車メーカー
（2499億ドル、171億ドル、4125億ドル、1719億ドル）

 

概要

Apple は設立当時は世の中で立ち上がり始めたパソコンの製造からスタートした小さいながらマニア好みの会社でした。

 

アップルコンピュータの設立

1976年、ジョブズは、米企業の「ヒューレット・パッカード」のインターンシップ中のスティーブ・ウォズニアックと出会いました。
ウォズニアックは、コンピュータ・エンジニアで、ジョブズと共にマイクロコンピュータ「Apple I」を開発しました。
Apple Iを大量生産して販売しようと考えたジョブズは、ベンチャーキャピタル会社の紹介により企業家のマイク・マークラと共にアップルコンピュータを設立・法人化しました。
その後、アナログ半導体製品を製造していた企業「ナショナル セミコンダクター」からマイケル・スコットを引き抜き、彼をCEOににつけました。
当初、Apple Iを販売していたアップル社でしたが、顧客のサポートに対応できるのはウォズニアックだけだったので、ウォズニアックが独力で開発し、大量生産された「 Apple II 」に顧客を乗り換えさせて対応しました。

　AppleII

回収したApple Iは全て裁断して廃棄したため、現存する Apple Iは希少価値が高く、コレクターズアイテムとして高値で取引されています。
その後、Apple IIは大成功を収め、ウォズニアックと出会った4年後の1980年、ジョブズは株式公開時に2億ドルもの巨額を手にしました。
アップル社の設立には、ジョブズだけの力ではなく、ウォズニック、マークラ、スコットが大きく関わっていました。

 

手製の木製筐体を使い完成させた Apple I。スミソニアン博物館所蔵
開発元	スティーブ・ウォズニアック
発売日	1976年4月11日
標準価格	666.66ドル
販売終了日	1977年9月30日
CPU	MOS 6502 @ 1 MHz
メモリ	標準 4 KB 8 KB あるいは拡張カードを使い 48 KB まで拡張可能
グラフィック	40桁×24行の文字表示のみ。スクロールをハードウェアで実装

 

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