・公開コードからコピーで蔓延したか？

 

iPhoneにインストールするアプリは、App storeからしかダウンロードできません。厳しい基準がありますので、比較的アイフォンはセキュリティが高いと言われていますが、アプリのプログラムそのものに問題があったとしたら？

 

76種類にものぼるアプリにセキュリティ上の脆弱性があると、外部のセキュリティ会社から指摘がありました。有効な情報をもっていない第三者にも、セキュリティ証明書を認証して情報が盗み見られてしまう可能性があるそうです。

 

保有している個人情報がメールアドレスだけ、というアプリはまだしも、銀行や医療に関わるアプリも含まれており、重要な個人情報が流出する事態にもなりかねません。

 

どのアプリが当てはまるのか、は混乱を招かないよう公表されていませんが、合計のダウンロード回数は1,800万回にも及ぶとの見込み。発見した会社は、アプリ製作者に密かにコンタクトを取り、問題の改善を依頼しているそうです。

 

「アプリの製作者たちは、公開されているコードをそのまま、アプリの一部に使用して作成したのではないか」。今回の原因としてこのように指摘がされています。

 

この被害に遭わないためには、Wi-Fiには接続せず通信業者の回線を通じて通信する事が推奨されています。改善が発表されるまでは、Wi-Fiを切っておいたほうがよいかもしれませんね。