・iOSアップデートは控えましょう！

 

以前より発生している、アイフォンの電源が急に切れてしまう現象。AppleはiPhone6sの一部を対象にバッテリー無償交換プログラムで対応していますが、6s以外の機種でも発生しているためiOSのアップデートに診断機能を追加して今後の解決を図りたい、という方針を発表しています。

 

しかし、先日公開されましたiOS10.2をインストールしたユーザーから、アップデート後に急に電源が切れる現象が発生し始めたという報告が多く寄せられています。

 

「ポケモンGO！をプレイしていてもバッテリー残量の表示が全く減少しない。かと思ったら急激に減少し、充電すると急激に上昇する。」

 

Appleのサポートへの書き込みには、このような意見もあったそうです。この方のバッテリーは、アップルの診断では問題なしと判定されていたようです。

 

先日、店舗にてバッテリー交換させて頂いたお客様にも、似たような現象が起こっていました。使い続けているのに表示はずっと100%のままで、その後は一気に電源が切れ「充電してください」マークになる、との事でした。交換後に何もご連絡が無いので、問題ないのだと信じたいところです。

 

次のiOSアップデート、iOS10.2.1が年末あたりに公開予定です。そのアップデートにて問題が解決される事を期待したいですが、そのアップデート内容は定かではありません。

 

iOSのアップデートにはトラブルが付き物です。特に、iOS9から10への壁が高く、iOS10にアップデートしたために起こったと考えられるアイフォンの不調のご相談が、修理店舗にも多く寄せられています。

 

iOSは「アップデートしなければいけないもの」ではありません。アップデートのお知らせが来ても「後で」を選択してアップデートを見送るのが、現状での最善手ではないでしょうか。