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iPhoneやiPadの基本ソフト、iOS/iPadOS。その最新版である13.4が、3月25日に配信予定です。
大きな変更点は主にiPadOSのほうにあり、iPadでマウスやトラックパッドが使えるようになるとのこと。
しかし、当コラムでは毎度のことですが、基本的にアップデートはお勧めしておりません。
アップデートのメリットは、機能が増えたりセキュリティが上がったりすることです。その新機能をぜひ使いたい、セキュリティが不安、という方は更新してもよいでしょう。
アップデートのデメリットは、機能が増える分、本体の処理が遅くなる、バッテリーの消耗が早まる、という傾向があることです。
iOS13.4の最終テスト版と、現在の最新版であるiOS13.3.1で、複数の機種のiPhone端末を使って動作を比較したYouTuberさんがおりました。その結果によると、全体的に動作は早まり、バッテリーの消耗も早くなった、とのこと。
しかし、あくまでも最終テスト版であり、実験用のiPhone端末です。実際にアップデートしたらどうなるのか、やってみないと分かりません。
基本的にはお勧めしませんが、それでもアップデートしたい、というユーザーさんは、パソコンのiTunesに接続してアップデートをお勧めします。
Wi-Fi接続でもアップデートは可能ですが、Wi-Fiは電波のため、強弱の波があります。アップデートというデリケートな作業中に、電波が弱くなってしまったら。iPhoneやiPadは、
「攻撃を受けているの?!」
と勘違いしてしまう可能性があります。そうすると、iPhoneやiPadは身を守るために、リンゴマークから先に進まなくなったりります。いわゆる「リンゴループ」や「アップルループ」と呼ばれる現象です。
実際に、iOS13.3.1が配信された翌日、「朝になったらiPadがリンゴマークから進みません・・・」というご依頼がありました。初期化したら使える状態に復旧しました。
アップデートをしたくなくても、勝手にアップデートされてしまう可能性もあります。iOS12以降に導入されている「自動アップデート」の機能です。
・設定→一般→ソフトウェアアップデート
そのページ内の「自動アップデート」の項目がオンになっていたら、勝手にアップデートされる可能性があります。しかもその場合は、Wi-Fiを使ってアップデートしますので、事故が起こる可能性もあります。iPadがリンゴループになってしまったお客様は、おそらくこの機能が原因です。
勝手にアップデートされたくない場合は、自動アップデートの設定をオフにしておきましょう。そして、アップデートしたい場合は、パソコンのiTunesを使ってアップデートしましょう。
でも、アップデートは必須ではありません。スタッフiMのiPhone6sは、iOS11で止めていますが、何も困っておりません。基本的には、アップデートはしないことをお勧めしております。
iPhone、iPad、Xperia、Galaxy、Nexusの故障、不調でお困りの時は、お気軽にご相談ください。
アップデートしたいけれど自宅にパソコンが無い、リンゴループに陥ってしまった・・・、というときの対処も承っております。
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