iPhoneを活用するならインターネットへの接続が欠かせませんが、「急にネットにつなげなくなった…」という不具合も良く耳にします。

 

ネットにつなげない不具合は深刻なので修理依頼を考えるかもしれませんが、設定などを見直すと改善するケースも多いです。ネットにつなげなくなっても慌てず、自分にできることをしてみましょう。

 

＜モバイル回線につなげなくなったらココに注目！＞

 

iPhoneでは携帯キャリアが扱うモバイル回線を利用し、インターネットにアクセスすることができます。このモバイル回線で接続できなくなった場合、以下の点を見直してください。

 

・SIMカードは外れていないか？

・月額使用料の支払いは遅れていないか？

・圏外になっていないか？

 

iPhoneに挿入しているSIMカードはネット接続にも欠かせませんが、急に認識しなくなることがあります。そんな場合はSIMピン（または先が細長いもの）を使ってiPhoneのSIMトレー（側面にあります）の穴を押し込み、一度引き抜いてから再度挿入してみましょう。

 

また、クレジットカードや銀行引き落としにて月額使用料を払っていると、残高不足に気付かず延滞してしまい、接続が遮断されることもあります。遅れ続けると連絡が来ますが、急につなげなくなったら支払い状況の確認もしてください。

 

そしてモバイル回線には対応地域があり、そこからはみ出ると圏外なのでネットにも接続できません。日本では対応地域が比較的充実しているものの、過疎地などに向かうなら注意しておきましょう。

 

＜Wi-Fi接続に異常があればココをチェック！＞

 

モバイル回線だけでなく、自宅に固定回線があればWi-Fi（無線での接続）でもインターネットに接続できます。Wi-Fiのほうがより速くて安定した接続ができるものの、急に使えなくなったら以下を確認してください。

 

・ルーターは正常か？

・設定を変更していないか？

・電波の届きにくい部屋はないか？

 

Wi-Fiを使用するなら自宅にルーターを設置していると思いますが、iPhoneではなくルーターが故障しても接続できません。所有しているパソコンやタブレットでもつなげなくなったら、ルーター自体の問題を疑いましょう。

 

また、ルーターにも初期設定が必要なように、設定を変更すると正常につなげない可能性があります。必要がないならいじることも少ないですが、思い当たる節があれば確認しましょう。

 

それとWi-Fiはルーターから発する電波をキャッチしてネットに接続するので、その電波が届きにくい部屋では不安定になりやすいです。とくにご自宅が鉄筋で作られていると、より電波が遮られやすくなるでしょう。

 

＜それでもダメなら修理に出そう＞

ここまでに説明した方法に加えて再起動（一度電源をオフにして再度オンにする）しても改善しない場合、iPhone本体の故障もあり得ます。とくに内部のアンテナが壊れている場合、設定などではどうしようもありません。

 

その場合は修理に出すしかありませんが、正規店の場合はアンテナの交換でもかなりの費用がかかります。もしも保証期間が終わっている場合、以下の料金が必要です。（税込み表記です）

 

・iPhone 6s Plus、iPhone 6 Plus（41904円）

・iPhone 6s、iPhone 6（37584円）

・iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5、iPhone 5c（34344円）

 

保証期間の終了後にアンテナのみ調子が悪いと思ったら、非正規店にお願いするのも良いでしょう。アンテナの交換だけなら正規店に比べて大幅に安く直せるので、保証が終わっているなら大変お得ですね。

 

インターネットにつなげないiPhoneはできることが大きく減ってしまうので、すぐに直しましょう。