パソコンでもお馴染みの『スクリーンショット（現在表示している画面を画像として保存）』ですが、これはiPhoneでも撮影可能です。操作方法もとても簡単で、ホームボタンと電源ボタンを同時に押せばよいのですが、ボタンに不具合が生じると撮影はできません。

 

とくにホームボタンは多用されるため消耗しやすく、必要に応じて修理が必要です。しかし「ホームボタンが効かなくなったけど、どうしても今すぐにスクリーンショットを撮りたい！」という場合、ホームボタンなしで撮影する方法も覚えておくと便利です。

 

＜AssistiveTouchでスクリーンショットを撮ろう＞

 

ホームボタンが壊れた際、真っ先に頼れるのが『AssistiveTouch』という機能です。

 

こちらは『設定→一般→アクセシビリティ→AssistiveTouchをオン』にすれば利用でき、画面上に現れたスイッチをタップすればホームボタンとしても使えます。

 

また、AssistiveTouchの機能にはスクリーンショットそのものも含まれています。ホームボタンを使わずに撮影できるのです。タップした際にメニューが表示されるので、その中にあるスクリーンショットを選べば撮影できます。

 

余談ですが、AssistiveTouchのメニューとハードウェアボタン（ホームボタンや電源ボタンなど）は併用が可能です。したがって、下記のような操作方法でもスクリーンショットが撮れます。

 

1.AssistiveTouchをタップしてメニューを呼び出す

2.AssistiveTouchの『ホーム』と本体の電源ボタンを同時に押す

 

このように、AssistiveTouchはホームボタンの故障時だけでなく、iPhoneが正常なときでも使い道が多いのです。

 

＜豊富なアプリを活用してスクリーンショットを残す＞

 

iPhoneは『App Store』を使って豊富なアプリをインストールできるのも魅力の一つですね。その中にはスクリーンショットを残せるアプリも存在しており、これらを使えばホームボタンが故障中でも問題ありません。

 

以下はスクリーンショット機能を持つアプリの一例です。

 

・画面メモ

・画面メモSS

 

大変便利なアプリですが、専用のブラウザでアクセス中のページしか残せないため、ゲームアプリのプレイ画面やホーム画面を残しておきたい人には対応できません。

 

アプリによるスクリーンショットは、アプリ起動中しか撮影できないという点を覚えておきましょう。

 

＜ホームボタンの不具合は解消出来るかも？＞

ホームボタンは消耗による故障以外に、単なる汚れやエラーにて効かなくなる場合もあります。したがって、ホームボタンの不具合を自分で直すこともスクリーンショットの撮影再開には有効です。

 

具体的な方法ですが、以下をお試しください。

 

・ホームボタンを押し込むようにして清掃する

・再起動を行う

 

ホームボタンは汚れが蓄積しても反応が悪くなり、最悪の場合は動かなくなります。とくに隙間に入り込んだ汚れは厄介なので、『押し込むようにしてから乾いた布で拭く』と良いでしょう。濡れた布だと故障につながるため、使用は控えてください。

 

また、フリーズなどのエラーでもホームボタンが効かなくなるので、故障だと判断する前に再起動を行いましょう。一度電源を落としてから再度入れるだけで直る場合があるので、電源ボタンが反応するなら試してください。

 

＜ホームボタンの修理はお早めに＞

 

最初に触れたように、スクリーンショット以外でもホームボタンの役目は多く、効かないまま放置するのは不便です。AssistiveTouchで代用できるとはいえ、早めに直すほうがストレスも溜まりません。

 

近くに修理してくれるお店があるなら即日対応が可能な場合もあるため、まずは相談してみましょう。