「税金が未払いです！iTunesカードでも支払可能ですので、すぐに支払を！」という詐欺が、アメリカで増えているそうです。

日本でも同様の事が起こると予想されます。特定のサービスを使って支払うように要求するのは、大半が詐欺だと考えられますので、ご注意ください。

 

ある日、税務署の職員を名乗る電話があり、税金の未払い分があると脅され、iTunesカードでも支払可能と言われ支払った・・・。

というケースがアメリカで増えているそうです。税金なのに、iTunesカードって・・・。税金はApp内課金なのでしょうか？

 

Appleも対策を講じていています。

「Apple Store、iTunes Store以外では使用できない、税金の支払には使えない」という注意を、店頭販売の場合は店員が、WEB販売の場合は画面上に表示して、同意しないと販売できないようになっているとのこと。

 

カードそのものの裏面にも、同様の記述があるそうです。ということは、相当な被害が出ていたのでしょう。

 

今回のケースはアメリカですが、日本でも同様の詐欺が広がってもおかしくありません。また、iTunesカードだけではなく、アマゾンギフトカードなどのサービスや、QR決済用のコードがメールで送られてくる、などというケースもありそうです。

 

AppleがiTunesカードで支払を求める。アマゾンがアマゾンギフトカードで、楽天が楽天ペイのQR決済で、支払を求める。まだ分かります。

 

税務署が、税金の支払を、iTunesカードで求める。・・・どんな癒着をしているんだ？となりますよね。

 

このようなケースは、基本的に詐欺だと思いますので、無視で構いませんが、万が一、本当だったら困ります。確認するときは、犯人？に教えてもらった電話番号やURL、メールアドレスに連絡するのは危険です。

 

例えば税金だったら、税務署なり市町村役場なりをググって調べて、出てきた情報から問い合わせをしてみてください。

 

この「相手が指定した場所に連絡しない」は、今回のケースに限らず、怪しいと思われる時には有効な手段です。困った時には思い出してみてください。

 

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