本日の修理ご依頼は、iPhoneSEの水没復旧です。

 

昨夜、歯磨きしているときに寝ぼけてiPhoneをボチャンしてしまったとの事・・・。その後、電源を入れようとしたものの動いていないそうです。

 

水没復旧修理、試してみましょう！

 

下の方がちょっと濡れた、くらいの感覚だったそうですが、バッチリ上まで濡れています・・・。

 

さらに分解を進めました。

基板部分は、洗浄剤で洗浄して乾燥させます。画面やバッテリーなどは、同じく水分を拭き取って乾燥させます。

 

1時間半ほど経過しました。

それでは検品機を使って、部品をチェックします。

 

画面：色が少しおかしいけれど映ります。

バッテリー：リンゴマークを繰り返して上がって来ない・・・。

 

本体復旧の際は、バッテリーの交換が必要になりそうです。

 

そして肝心の基板です。よく乾燥させた基板を本体に組み込んで、電源を入れます・・・！

 

無反応。残念ながら基板がお亡くなりになっており、水没復旧は不可でした・・・。

 

水没してしまったiPhoneは、水没の瞬間に壊れてしまうケースは稀です。そのあと、うわ電源入るかな？と確認してしまうと、水に濡れているところに通電してショートしてしまい、故障してしまうのです。

 

その時のショート痕が残っていたりすると、水没復旧は難しいと思いますが、今回の修理は特にショート痕も見当たらず。復旧いけるかと思ったのですが・・・。

 

最終的には、復旧できるかどうかは運任せになりますが、万が一の水没の時には、まずは水没復旧修理でお試しください。

 

どうしてもデータだけでも蘇らせたい、という場合には、データ復旧にチャレンジする事も出来ます。

1～2週間、iPhoneをお預かりして、iTunesで復元可能なデータを取り出せるかどうかチャレンジします。

本体の復旧ではなく、データを抜き出すことが目的のサービスとなります。

 

万が一、iPhoneを水没させてしまった時には、すぐにご相談ください。

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